【コーヒーの基本】エスプレッソの基礎知識「エスプレッソに使用する豆とは?」




こんにちは、かつコーチです。

「エスプレッソ」に使う豆は、必ずブレンドされています。

単一銘柄は使用しません。

バールでは、基本的に1種類のブレンド豆をグラインダーに入れて、

挽きながら使います。

最近では、世界中でエスプレッソが飲まれている為、

様々なバリエーションのある味のブレンドが作られ、愛飲されています。

今回は、そのエスプレッソのコーヒー豆の種類についてご紹介します。

エスプレッソ用の豆の条件

豆の種類は5種類以上

エスプレッソの美味しさの半分以上は、コーヒー豆によって決まります。

イタリアのエスプレッソでは5種類以上のブレンドした豆を使用します。

イタリア・エスプレッソ協会(INEI)認証のプロファイル

イタリア・エスプレッソ協会は、イタリアスタイルのカフェの保護や促進を目的に、焙煎方法やエスプレッソマシンに認証を与える機関です。

イタリアのコーヒー豆の販売業者は、良質なブレンド豆であることを、

協会認証のプロファイルを明示してアピールします。

プロファイルの項目は以下の10項目を厳しくチェックしたものです。

<プロファイルの項目>

  • キメ細かさ
  • 香りの強さ
  • ロースト度の強さ
  • ボディ
  • 酸味
  • 苦み
  • 渋み
  • 悪臭の総合ボリューム
  • クレマの色
  • 芳香の総合ボリューム

また、ブレンドした豆の種類も明記しているのが特徴です。

参考:イタリア・エスプレッソ協会(INEI)日本公式Webサイト

各系列のエスプレッソの特徴

ロブスタ種

イタリアのエスプレッソに使われるコーヒー豆は、伝統的にアラビカ種を主体にロブスタ種をブレンドしたものが使われています。

<ロブスタ種の豆のメリット>

  • アラビカ種に比べて安い。
  • 豆の量が少なくても、よく抽出できる。
  • 苦み、炭酸ガスが多いので、ボディ感も出る。
  • 安定して長く持続するクレマを生み出すことができる。
  • 深いコクを生み出す。
  • 酸味を軽減することができる。
  • 焙煎を深煎りしなくても苦みを加えることができる。

アラビカ種

シアトル系のカフェであるスターバックスやタリーズコーヒーで提供されるエスプレッソは、100%アラビカ種を使ったものです。

ローストは深煎りが多く、フレンチロースト、イタリアンローストを使用します。

最近では、浅煎り傾向にあります。

<アラビカ種の豆のメリット>

  • ロブスタ種に比べて品質が安定している。
  • 酸味は強く、鼻のような甘い香りが漂う。
  • カフェインの量がロブスタ種の半分ほどです。
  • ロブスタ種に比べて刺激の少ないコーヒーに仕上がる。

スペシャルティコーヒー系のエスプレッソに使われる豆

エスプレッソは、日本でも話題になっているスペシャルティコーヒーのお店でも、

提供されることが多くなって来ています。

シアトル系と同様に、アラビカ種を使いますが、

ブレンドせずにシングルオリジン(単一銘柄)で提供するお店が多く、

豆そのものの味わいを楽しむのが特徴です。

各系列のエスプレッソの特徴のまとめ

各系列のエスプレッソの特徴をまとめると以下のようになります。

イタリア系

  • 使用する豆・・・アラビカ種、ロブスタ種
  • ブレンド・・・5種類以上をブレンド
  • 豆の量・・・7~8g
  • 抽出量・・・25~30㏄

シアトル系

  • 使用する豆・・・アラビカ種
  • ブレンド・・・数種類をブレンド
  • 豆の量・・・8~12g
  • 抽出量・・・25~30㏄

スペシャルティコーヒー系

  • 使用する豆・・・アラビカ種
  • ブレンド・・・シングルオリジン(単一銘柄)
  • 豆の量・・・10~20g
  • 抽出量・・・25~30㏄

エスプレッソ用の焙煎

エスプレッソでは、焙煎度合いの深い方から、下記の4種類までの豆を使います。

  • 深煎り・・・イタリアンロースト、フレンチロースト
  • 中深煎り・・・フルシティロースト、シティロースト

<イタリアンロースト>

イタリアンローストは、最も深煎りしたもので、

真っ黒に近いほどの色にローストされていて、

よりコクと苦味を求める人向けといえるでしょう。

<フレンチロースト>

フレンチローストは、イタリアンローストでは苦味がきつい、

フルシティローストでは若干物足りないという人向けの、

やや苦味の強い味わいになります。

日本の焙煎メーカーに多いローストです。

<フルシティロースト>

フルシティローストは、苦味、酸味のバランスがとれている焙煎度合いで、

コクもあります。

イタリアのバールのエスプレッソで使われるようです。

<シティロースト>

シティローストはフルシティローストより少し浅い中煎りです。

イタリア北部のバールでは、こちらでエスプレッソを抽出する店が多いようです。

まとめ

以上、今回は、「エスプレッソに使用する豆」についてご紹介しました。

コーヒーの豆について興味を抱くだけでも、楽しみ方がまた1つ増えますね。

いろんなコーヒー豆を試してみたくなりますが、やっぱり知ったら試してみたくなるものです。

エスプレッソを楽しむには、2つの方法があります。

1つは、マキネッタを使う方法。

イタリアの家庭には必ず1台はあると言われるマキネッタ。

使い勝手は少々面倒ですが、それもコーヒーを楽しむ一環だと思って使ってみましょう。

また、どうしてもエスプレッソマシンは高いですが、買うならこれが良いです!

エスプレッソマシンで有名な「デロンギ」ですが、値段はピンキリ。

こだわりが強くて、高機能なエスプレッソマシンが良いならワンクラス上の物でも良いですが、

正直高すぎて手が出ません。

しかし、こちらはお手頃価格で、普通に楽しむならこれで十分です。

レギュラーコーヒーは勿論、カフェラテやカプチーノもできます。

エスプレッソを楽しみたい方は是非購入を検討してみてください。

この記事が、コーヒーについて知りたい方への参考になれば幸いです。