【Git】git add・git commitの基本

Git

こんにちは、かつコーチです。

ここまでの記事で、Gitのインストールとリポジトリの作成が終わりました。

今回はいよいよ、Gitの中でも最も使う頻度が高いgit addgit commitの基本を解説します。

この2つのコマンドを使いこなせるようになれば、Gitでの日常的な作業の8割は完了したと言えるほど重要な操作です。

git add・git commitとは?

git add:変更を「箱詰め」する

git addは、変更したファイルを、次のコミットに含める対象として選ぶコマンドです。

このステージング(コミット候補として選ぶ準備段階)の作業は、引っ越しや発送のときに荷物をまとめて箱詰めするイメージに近いです。

部屋の中にたくさんの荷物(変更したファイル)があっても、実際に発送する荷物だけを選んで箱に詰めますよね。

git addも同じで、変更したファイルの中から「今回の記録に含めたいもの」だけを選んで、コミット用の箱(ステージングエリア)に詰める作業です。

git commit:箱詰めした荷物を発送する

git commitは、箱詰め(git add)した内容を、実際に履歴として記録する(発送する)コマンドです。

一度発送された荷物の中身は、荷物リスト(コミット履歴)としてずっと記録が残ります。

このように「箱詰め(add)→発送(commit)」の2段階に分かれているおかげで、関係ないファイルの変更をうっかり一緒に記録してしまう事故を防げます。

git add・git commitの基本的な使い方

手順1:ファイルを変更する

まずは適当なファイルを作成・編集してみましょう。

echo "Hello Git" > sample.txt

手順2:git addでステージングする

変更したファイルをgit addでステージングします。

git add sample.txt

複数のファイルをまとめてステージングしたい場合は、以下のように指定します。

# 変更されたすべてのファイルをまとめてステージング
git add .

# 特定の複数ファイルを指定
git add sample.txt style.css

手順3:git commitで記録する

ステージングした内容を、メッセージを添えてコミットします。

git commit -m "sample.txtを追加"

-mオプションのあとに書く文字列が、コミットメッセージ(この変更が何をしたかの説明)です。

このコミットメッセージが、後からgit logで履歴を振り返るときの重要な手がかりになります。

よくあるつまずきポイント

Before/After:git addを忘れてcommitが反映されない

初心者の頃によくあるのが、ファイルを編集したのにgit addを忘れたままgit commitを実行してしまうケースです。

私自身、修正したはずのファイルが翌日のコミット履歴に反映されておらず、「昨日の修正はどこに消えたんだ」と焦った経験があります。

原因は単純で、git addを実行し忘れていたため、変更がステージングエリアに入っていなかっただけでした。

❌ Before:ファイルを編集したら、すぐにgit commitを実行する

✅ After:git commitの前に必ずgit status(変更状況を確認するコマンド。次回詳しく解説)で、ステージングされているか確認する

git status
# Changes not staged for commit: と表示されたら、git addし忘れている合図

コミットメッセージが雑になってしまう

「とりあえず動いた」「修正」のような、内容のわからないコミットメッセージを付けてしまうのもよくあるつまずきです。

後からgit logで履歴を見返したとき、何を変更したのかわからず、結局ファイルの中身を1つずつ確認する羽目になります。

❌ Before:git commit -m "修正"

✅ After:git commit -m "ログインフォームのバリデーションエラーを修正"

「何を・なぜ変更したか」が一目でわかるメッセージを心がけると、未来の自分やチームメンバーが助かります。

応用・一歩先の使い方

ファイルの一部だけをステージングする

git add -p(パッチモード)を使うと、1つのファイルの中の変更箇所を、さらに細かく分けてステージングできます。

git add -p sample.txt

「このファイルには2つの修正を入れたけど、片方だけを先にコミットしたい」という場面で役立つ、一歩進んだ使い方です。

まとめ

この記事のポイント

  • git addは変更を「箱詰め」し、git commitは箱詰めした内容を「発送」して記録する
  • コミットの前はgit statusで、addし忘れがないか確認する習慣をつける
  • コミットメッセージは「何を・なぜ変更したか」がわかる内容にする

次に読むべき記事

  • git statusとgit diffで変更を確認する
  • git logでコミット履歴を確認する

タグ: Git, 初心者向け, 基本操作

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