こんにちは、かつコーチです。
ここまでの記事で、git add・git commit・git status・git diffの使い方を解説してきました。
今回は、積み重なったコミットの記録を振り返るためのgit logの使い方を解説します。
git logとは?
日記・アルバムのような記録
git logは、そのリポジトリに積み重ねてきたコミットの履歴を、一覧で確認できるコマンドです。
イメージとしては、日記やアルバムの記録を思い浮かべてください。
日記を読み返せば「あの日、何をしていたか」がわかるように、git logを実行すれば「いつ・誰が・どんな変更をしたか」というコミットの記録を、時系列で振り返ることができます。
これまでの記事で、コミットメッセージを丁寧に書く重要性を繰り返しお伝えしてきましたが、それはまさに、このgit logで読み返したときに役立つからです。
git logで何が確認できるか
git logを実行すると、各コミットについて以下の情報が確認できます。
- コミットを一意に識別するコミットハッシュ(ランダムな英数字の文字列)
- コミットした人の名前・メールアドレス(
git configで設定した情報) - コミットした日時
- コミットメッセージ
git logの基本的な使い方
基本のコマンド
まずは、オプションなしでgit logを実行してみましょう。
git log
出力例は以下のようになります。
commit a1b2c3d4e5f6...
Author: Katsu Coach <example@example.com>
Date: Mon Sep 1 10:00:00 2026 +0900
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よく使うオプション
コミット数が増えてくると、標準の表示は情報量が多く見づらくなります。
そこで、以下のようなオプションを組み合わせるのが定番です。
# 1コミット1行で簡潔に表示
git log --oneline
# ブランチの分岐・合流をグラフで可視化
git log --oneline --graph
# 直近5件だけ表示
git log -5
--oneline(ワンライン、1行表示)オプションは、日々の作業で最も使う頻度が高いオプションと言っても過言ではありません。
特定のコミットの詳細を見る
git logで確認したコミットハッシュを使えば、そのコミットで具体的にどんな変更が行われたかを、git showコマンドで詳しく確認できます。
git show a1b2c3d4
よくあるつまずきポイント
Before/After:ログが多すぎて必要な情報を見失う
開発が進んでコミット数が数百件を超えてくると、git logをそのまま実行しても、目的のコミットになかなかたどり着けません。
私自身、あるバグの原因を探すためにgit logをひたすらスクロールして時間を浪費してしまった経験があります。
その後、絞り込みオプションの存在を知り、探し方を大きく変えました。
❌ Before:git logをそのまま実行し、延々とスクロールして探す
✅ After:--onelineで全体を俯瞰し、目星をつけてからgit showで詳細を確認する
# まず全体をざっと俯瞰する
git log --oneline
# あたりを付けたコミットの詳細を確認する
git show <コミットハッシュ>
「まず一覧で見渡してから、絞り込んで深掘りする」という探し方の順序を覚えておくと、大規模なリポジトリでも履歴を追いやすくなります。
応用・一歩先の使い方
条件を絞り込んでログを確認する
git logには、特定の人や期間に絞り込むオプションも用意されています。
# 特定の作成者のコミットだけ表示
git log --author="Katsu"
# 直近1週間分のコミットだけ表示
git log --since="1 week ago"
# コミットメッセージに特定の単語を含むものだけ表示
git log --grep="バグ修正"
チーム開発が始まると、「このメンバーが最近どんな作業をしていたか」を把握する場面も出てきます。
そのようなときに、こうした絞り込みオプションが役立ちます。
まとめ
この記事のポイント
git logは、コミット履歴を振り返るための日記・アルバムのような記録--onelineで全体を俯瞰し、git showで個別のコミットを深掘りするのが基本の流れ--authorや--sinceで条件を絞り込むと、大規模な履歴でも目的の情報を探しやすい
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タグ: Git, 初心者向け, 基本操作