こんにちは、かつコーチです。
Laravelで開発をしていると、すぐに反映されないことがあります。
それを解決するのに、view:clearやroute:clearがありますが、その中でもcacheコマンドで悩みませんか？
cacheコマンドっていくつかありますが、裏側では何が起こっているのかを意識することがないと思います。
それぞれのコマンドはLaravelのキャッシュを管理するためのものであり、役割が異なります。
以下にそれぞれのコマンドの違いを説明します。
php artisan config:cache
config:cacheコマンドは、設定ファイルをキャッシュするためのコマンドです。
このコマンドを実行すると、Laravelの設定ファイル（configディレクトリ内の全ての設定ファイル）を読み込み、
1つのキャッシュファイルにまとめて保存します。
これにより、アプリケーションのパフォーマンスが向上します。
- 用途: アプリケーションの設定ファイルをキャッシュし、パフォーマンスを向上させるために使用します。
- 効果: 設定ファイルをまとめてキャッシュすることで、設定の読み込み速度が速くなります。ただし、設定ファイルを変更した場合は、再度このコマンドを実行してキャッシュを更新する必要があります。
php artisan config:clear
config:clearコマンドは、設定キャッシュをクリアするためのコマンドです。
このコマンドを実行すると、config:cacheで作成されたキャッシュファイルが削除されます。
- 用途: 設定ファイルのキャッシュをクリアするために使用します。設定ファイルを変更した後にキャッシュをクリアすることで、変更が反映されるようにします。
- 効果: 設定ファイルのキャッシュをクリアすることで、設定ファイルの変更が反映されるようになります。
php artisan cache:clear
cache:clearコマンドは、アプリケーションのキャッシュ全体をクリアするためのコマンドです。
このコマンドは、設定キャッシュだけでなく、アプリケーション全体のキャッシュをクリアします
（例えば、ビューキャッシュ、ルートキャッシュなど）。
- 用途: アプリケーションの全体的なキャッシュをクリアするために使用します。例えば、キャッシュされたデータが古くなった場合や、デバッグのためにキャッシュをクリアする必要がある場合に使用します。
- 効果: アプリケーション全体のキャッシュがクリアされ、全てのキャッシュされたデータが再生成されます。
違いのまとめ
config:cache: 設定ファイルをキャッシュしてパフォーマンスを向上させる。config:clear: 設定ファイルのキャッシュをクリアして、変更を反映させる。cache:clear: アプリケーション全体のキャッシュをクリアする。
php artisan config:cacheを実行して無事に送信されるようになった理由は、
このコマンドが設定ファイルを一度キャッシュし、
キャッシュファイルを使うことで設定を正しく読み込めるようにしたためです。
設定ファイルの変更がキャッシュされていない状態だと、変更が正しく反映されないことがあります。
このため、config:cacheコマンドを実行して設定ファイルをキャッシュし直すことで問題が解決しました。
