【MySQL】MySQLのインストールと初期設定

MySQL

こんにちは、かつコーチです。

前回はMySQLがどんなデータベースなのかを解説しました。

今回は実際に自分のPCにMySQLをインストールして、使える状態にするまでの手順を解説します。

MySQL 8.0系を前提に進めます。

インストール方法の選択肢

主な3つの方法

MySQLをローカル環境に導入する方法には、いくつかの選択肢があります。

方法特徴おすすめの人
公式インストーラMySQL単体を直接インストールするMySQLだけをシンプルに使いたい人
Homebrew(Mac)コマンド1つで導入できるMacでターミナル操作に慣れている人
Dockerコンテナ上でMySQLを動かす複数プロジェクトで環境を切り替えたい人

どれか1つが絶対的に正しいわけではなく、開発スタイルに応じて選べば問題ありません。

この記事では、初心者がまず迷わず動かせる「公式インストーラ」と「Homebrew」を中心に解説し、Dockerは応用として触れます。

なぜ選択肢を整理してから進めるべきか

私が過去にプログラミング学習者から受けた質問で特に多かったのが、「とりあえずネットの記事通りに進めたら、自分の環境と手順が合わずエラーになった」というものでした。

WindowsとMacでは手順が異なりますし、Homebrewの記事をそのままWindowsで試してもうまくいきません。

まず自分の環境に合った方法を選んでから、手順を進めることが遠回りを避けるコツです。

基本のインストール手順(Mac / Homebrew)

手順1:Homebrewでインストールする

MacにすでにHomebrew(パッケージ管理ツール)が入っている前提で進めます。

brew install mysql

このコマンド1つで、MySQL本体が自動的にダウンロード・インストールされます。

手順2:MySQLサーバーを起動する

インストールが終わったら、MySQLサーバーを起動します。

brew services start mysql

brew services listを実行し、mysqlのステータスがstartedになっていれば起動成功です。

手順3:初期設定を実行する

セキュリティ関連の初期設定は、付属のコマンドで対話的に行えます。

mysql_secure_installation

このコマンドを実行すると、rootパスワードの設定・匿名ユーザーの削除・リモートからのroot接続禁止といった項目を、質問形式で順番に設定できます。

初心者のうちは、特別な理由がなければすべて「Y(はい)」で進めて問題ありません。

基本のインストール手順(Windows / 公式インストーラ)

手順1:MySQL Installerをダウンロードする

MySQL公式サイトから「MySQL Installer for Windows」をダウンロードします。

インストーラを起動すると「Developer Default」「Server only」など複数のセットアップタイプを選べますが、初心者は「Developer Default」を選ぶと、後述するMySQL Workbenchも一緒に入るため手間が省けます。

手順2:rootパスワードを設定する

インストール画面の途中で、root(管理者)ユーザーのパスワードを設定する画面が出てきます。

ここで設定したパスワードは接続時に毎回使うため、必ずメモを残しておきましょう。

私が初学者向けの指導をしていたときに一番よく見た詰まりポイントが、このrootパスワードを設定した直後に忘れてしまい、再インストールする羽目になるケースでした。

パスワードマネージャーなどに控えておくことを強くおすすめします。

つまずきやすいポイント:接続できないエラー

ソケットエラーへの対処

❌ Before:エラーメッセージを読まずに再インストールを繰り返す

mysql -u root -p
ERROR 2002 (HY000): Can't connect to local MySQL server through socket '/tmp/mysql.sock' (2)

このエラーは、MySQLサーバーそのものが起動していないことが原因であるケースがほとんどです。

私が実際にこのエラーに遭遇したときも、原因はインストール直後にサーバーの起動を忘れていたことでした。

✅ After:まずサーバーが起動しているか確認する

brew services list

mysqlstoppedになっていれば、次のコマンドで起動してから再接続します。

brew services start mysql
mysql -u root -p

接続エラーが出たら、再インストールする前に「サーバーが起動しているか」を必ず確認する癖をつけておくと、無駄な時間を減らせます。

応用:バージョン管理とDocker導入

複数バージョンを使い分けたい場合

案件によってMySQLのバージョンが異なる場合、ローカルに複数バージョンを共存させるのは管理が煩雑になりがちです。

そうしたケースでは、プロジェクトごとにDockerでMySQLコンテナを立てる方法が有効です。

docker run --name my-mysql -e MYSQL_ROOT_PASSWORD=password -p 3306:3306 -d mysql:8.0

このコマンドで、MySQL 8.0のコンテナがバックグラウンドで起動します。

プロジェクトを削除するときも、コンテナごと削除すればホスト環境を汚さずに済むのがDockerを使う大きなメリットです。

まとめ

この記事のポイント

  • インストール方法にはインストーラ・Homebrew・Dockerなどの選択肢があり、環境に応じて選ぶ
  • Macではbrew install mysql、Windowsでは公式インストーラが基本ルート
  • mysql_secure_installationで初期セキュリティ設定を行う
  • 接続エラーが出たら、まずサーバーが起動しているかを確認する
  • 案件ごとにバージョンを分けたい場合はDockerが便利

次に読むべき記事

コマンドラインでの操作に慣れないうちは、GUIツールを使うと視覚的にデータベースを確認できて安心です。

次回はMySQL Workbenchの基本的な使い方を解説します。

→ 次の記事:MySQL WorkbenchでGUI操作をする基本

タグ: MySQL, 初心者向け, 環境構築

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