こんにちは、かつコーチです。
僕は現在、プログラミングを学習していて、その学習の中で理解したことを、
毎回テーマを絞ってリアルタイムで発信しています。
今回は、HTMLの3回目です。
HTMLを勉強していると、どうやらバージョンがあるようでして。。。
また、DOCTYPE宣言ってなぜ必要なのか理解しているでしょうか?
何を示してるんだろうか。。。
あまり深く考えることではないのかもしれませんが、
僕の性格上気になったら、調べないと気が済まないので。。。
そこで、今回はHTMLのバージョンとDOCTYPE宣言についてご紹介します。
HTMLのバージョンとは?
HTMLにはバージョンというものがあります。
日常生活にあるものでもそうですが、今あるものを、より使いやすく便利にして、
バージョンアップして世の中に出て来るものがありますよね。
それと同じで、HTMLにもバージョンというものがあります。
元々は、HTML1、HTML2、HTML3と来ていたようですが、
1999年にHTML4.01になったとき、大幅にバージョンアップされ、
骨格はHTML、見た目はCSSにしようと言語が分けられました。
それまでは、HTMLの中にCSSがあったということですね。
その後、XHTMLというのに変わり、今のHTML5になりました。
だから、今から学習するにはHTML5を勉強すれば良いということになります。
でも、既に世の中に出てしまっているWebサイトの中には、
昔のバージョンで書かれているものもあります。
HTMLのバージョンによって、使える要素や属性が違うので当然です。
プレイステーション2のソフトがプレイステーション3では使えないのと同じです。
だから、HTMLを書くときは、その文章が「どのバージョンで書かれているか?」、
を知る必要があります。
プレイステーション2のソフトをプレイステーション3で起動しても動かないし、
もしかすると壊れてしまうかもしれないですよね?
それと同じことです。
尚、これらのHTMLやCSSの言語は、「W3C=World Wide Web Consortium」、
というWeb技術の標準化団体が作成しています。
今後もバージョンアップされる際には、ここから出されるので、
覚えておいて良いでしょう。
W3CのWebサイトはこちら:W3C
DOCTYPE宣言とは?
続いて、DOCTYPE宣言についてです。
DOCTYPE宣言とは?
先に書いたように、HTMLにはバージョンがあり、最新のものはHTML5ですが、
実際にコードを見ただけでは、その文書がどのバージョンかは分かりません。
そこで、その文書がどのバージョンで書かれているのか示す為に、
DOCTYPE宣言が必要になります。
だから、HTML5では、<!DOCTYPE html>と記述し、
この文書がHTML5で書かれていることを宣言します。
ちなみに、「DOCTYPE=Document Type」の略です。
DTD
しかし、それ以前のバージョンでは記述方法が違います。
HTMLはW3CというWeb技術の標準化団体が、
バージョンごとに使用可能な要素や属性、配置のルールなどを定義しています。
これを「DTD=Document Type Definition」と呼んでいて、
HTML4.01より以前のバージョンでは、1つのバージョンに対して、
3種類のDOCTYPE宣言をする方法があります。
- Strict DTD・・・最も厳密なDTDで制限が多い。
- Transitional DTD・・・少し緩やかなDTD。
- Frameset DTD・・・フレームが使えるDTD。
なんだか、難しい内容になっていますが、
要は、「HTML4.01より前のものはDOCTYPE宣言の書き方が3種類あるよ!」
ということです。
尚、HTML5では、DOCTYPE宣言はなくても大丈夫なのですが、
ブラウザによってはレイアウトが崩れてしまう可能性があるから、
どのブラウザでも見れるようにするために、記述する必要があります。
おまじないだと思って必ず書くようにすると良いでしょう。
記述方法
DOCTYPE宣言は、文書のhtmlタグよりも上の、
一番上に書くのが一般的で、
<!DOCTYPE html>
と書きます。
以下のような感じで一番上に書きます。
まとめ
以上、今回は、HTMLのバージョンとDOCTYPE宣言についてご紹介しました。
なんだかややこしい言葉がいっぱい出て来ますが、
今回のを単純にまとめると、
- HTML5で勉強すれば良いけど、古いやつがあるってこと知っといて!
- DOCTYPE宣言はHTML5では必要ないけど、ちゃんと書いておこう!
ってことです。
いろいろとややこしかったものがあったけど、簡略化されたということですね。
HTML4.01より前のことを考えると、超面倒くさく感じるので、
今までプログラミングをやっていた人たちの大変さを感じます。
それを考えると、今は随分楽になっている気がします(笑)。
今、プログラミングを学習している方の参考になれば、幸いです。
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