こんにちは、かつコーチです。
前回の記事で、Claudeのアカウント登録から最初の会話までを解説しました。
今回は、実際にチャット画面を使い込んでいく中で覚えておきたい「基本操作」と「会話を続けるコツ」を紹介します。
登録しただけで満足せず、この記事の内容を実践してもらえば、Claudeを日常的に使いこなせるようになるはずです。
チャット画面の基本操作
新しい会話を始める
画面左上に「新しいチャット」または「+」のようなボタンがあります。
これを押すと、それまでの会話とは切り離された、まっさらな新しい会話が始まります。
私は、話題が大きく変わるタイミングで必ずこのボタンを押すようにしています。
同じ会話の中に無関係な話題を混ぜると、Claudeが過去の文脈を引きずってしまい、回答の精度が落ちることがあるためです。
ファイルを添付する
入力欄の近くに、クリップのようなアイコンがあります。
これを押すと、PDF・Word・画像・テキストファイルなどをアップロードして、Claudeに読み込ませることができます。
私が実際によく使うのは、次のような場面です。
- クライアントからもらった資料(PDF)を読み込ませて、要点を整理させる
- 過去に自分が書いたブログ記事(テキスト)を読み込ませて、文体を分析させる
- 手書きメモの写真を読み込ませて、テキスト化させる
添付できるファイルの容量や数には上限があるので、極端に大きいファイルを渡す場合は、章ごとに分割して渡すなどの工夫が必要です。
会話を編集・やり直す
自分が送ったメッセージにマウスを合わせると、鉛筆マークの編集ボタンが表示されます。
これを使うと、「さっきの質問、ちょっと言い方を変えたい」というときに、過去のメッセージを直接書き換えて、そこからやり直すことができます。
私はこの機能を、プロンプトの微調整によく使っています。
一から会話をやり直さなくても、途中の質問だけを書き換えて再送信できるので、試行錯誤のスピードが上がります。
会話を続けるコツ
会話の流れを意識して質問を重ねる
Claudeはチャット形式のAIなので、一度の質問で完璧な答えを求めるより、対話を重ねて答えを磨いていく使い方が向いています。
私が実際によくやる流れはこうです。
1回目:ざっくりとしたお題を投げる
「AI活用ブログの読者に刺さる記事タイトルを5つ考えて」
2回目:気になった案を深掘りする
「3番目の案、もう少しキャッチーな言い回しにできる?」
3回目:仕上げの微調整をする
「この案をベースに、30文字以内のタイトル案を3つ出して」
このように3〜4往復のキャッチボールを前提に会話を組み立てると、一発勝負で完璧な指示文を作ろうと悩む時間が減り、結果的に早く良い答えにたどり着けます。
長い会話は途中で要約させる
会話が長くなってくると、話の流れが自分でも分からなくなることがあります。
そういうときは、素直にClaude自身に聞いてしまうのが早いです。
ここまでの会話の流れを、3行で要約してください。
このプロンプトを使うと、それまでのやり取りの要点をClaudeがまとめ直してくれます。
私はこれを、長時間の壁打ちの後、内容をメモに残す前の整理として使っています。
プロジェクト機能でテーマごとに整理する
Claudeには「プロジェクト」という、複数の会話や資料をひとまとめに管理できる機能があります。
画面のサイドバーから作成でき、たとえば「ブログ執筆用プロジェクト」を作っておくと、そのプロジェクト内の会話はすべて、あらかじめ登録した資料やルールを踏まえた上で回答してくれるようになります。
私はこのブログのプロジェクトを作り、「文体ルール」「過去記事一覧」をあらかじめ資料として登録しています。
そうすることで、毎回文体のルールを説明し直す手間がなくなり、会話のたびに「かつコーチらしい文体」で回答が返ってくるようになりました。
キーボードショートカットで送信を素早くする
入力欄にメッセージを打ち込んだ後、マウスで送信ボタンを押さなくても、Enterキーを押すだけでメッセージを送信できます。
改行したいときは、Shift+Enterを使うと、送信せずに文章内で改行できます。
私は長めのプロンプトを打つとき、いったんShift+Enterで箇条書きのように整えてから、最後にEnterで送信するようにしています。
このひと手間だけで、Claude側にも意図が伝わりやすい、読みやすいプロンプトになります。
つまずきやすいポイント・注意点
会話が長くなると回答が重くなることがある
同じ会話をずっと使い続けていると、途中から応答が遅くなったり、過去の指示を忘れたように振る舞ったりすることがあります。
私も一度、同じ会話で3時間ほど作業を続けていたところ、序盤に伝えた文体ルールをClaudeが徐々に無視するようになった経験があります。
こうなったら、無理に同じ会話を続けず、新しい会話を始めて要点だけを伝え直す方が、結果的に早く解決します。
添付ファイルは会話をまたいで引き継がれない
一度添付したファイルは、その会話の中でしか参照されません。
新しい会話を始めると、また最初からファイルを添付し直す必要があります。
これに気づかず「さっき渡した資料の続きだけど」と新しい会話で聞いてしまい、Claudeに「そのファイルは確認できません」と返されたことがありました。
繰り返し使う資料は、前述の「プロジェクト」機能に登録しておくと、この手間を省けます。
まとめ
この記事のポイント
- 話題が変わるときは「新しいチャット」で会話をリセットするのが基本
- ファイル添付機能を使えば、資料の要約やメモの整理も任せられる
- 一発の質問で終わらせず、3〜4往復のキャッチボールを前提に会話を組み立てるのがコツ
- 長い会話は「ここまでの流れを要約して」と聞くと整理しやすい
- 繰り返し使う資料やルールは「プロジェクト」機能にまとめておくと効率的
次に読むべき記事
次回は、Claudeからより良い回答を引き出すための「質問の仕方」を、良い例・悪い例を対比させながら解説します。
→ 次の記事:Claudeで良い回答を引き出す質問の仕方(プロンプトの超基本)