20代・30代から始めるNISA・つみたて投資入門

こんにちは、かつコーチです。

前回は「社会人1年目からのお金の基本」として、家計管理と先取り貯蓄について紹介しました。
今回はその続きとして、NISA・つみたて投資の基本を紹介します。

投資を始める前に知っておきたいこと

投資について、まず押さえておきたい大前提があります。

  • 投資は「余裕資金」で行うのが基本(生活費・生活防衛資金は投資に回さない)
  • リターンが期待できる分、価格が下がるリスクもある
  • 短期的な値動きに一喜一憂せず、長期で考える

前回紹介した「先取り貯蓄」で生活防衛資金(生活費の3〜6ヶ月分が目安)を確保したうえで、余裕資金の一部を投資に回す、という順番で考えるのがおすすめです。

NISAとは何か

NISA(少額投資非課税制度)は、投資で得た利益(値上がり益・配当金など)が非課税になる制度です。
通常、投資の利益には約20%の税金がかかりますが、NISA口座内の取引であればこの税金がかかりません。

現在のNISA制度には、大きく分けて2つの枠があります。

  • つみたて投資枠:長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託が対象
  • 成長投資枠:つみたて投資枠より幅広い商品(個別株式なども含む)が対象

初めて投資をする方は、まずつみたて投資枠から始めるのが分かりやすくおすすめです。

つみたて投資の始め方

手順1:証券口座を開設する

NISA口座を開設できる証券会社・銀行の中から1つを選び、口座を開設します(NISA口座は1人1金融機関のみ)。

手順2:積み立てる商品を選ぶ

つみたて投資枠の対象商品は、金融庁が定めた基準を満たす投資信託に限定されています。
初心者のうちは、特定の国や業種に偏らない「全世界株式」や「米国株式(S&P500など)」に連動するインデックスファンドが選ばれやすい傾向があります。

手順3:積立額と頻度を設定する

毎月決まった金額を自動で積み立てる設定にします。
先取り貯蓄と同じ考え方で、「毎月自動的に投資される仕組み」を作ってしまうのがポイントです。

よくあるつまずきポイント

つまずき①:値下がり時に慌てて売却してしまう

投資を始めたばかりの時期に価格が下がると、不安になって売却してしまう方が少なくありません。
しかしつみたて投資は本来、長期で価格の上下を平均化していく考え方なので、短期の値動きで一喜一憂しすぎないことが大切です。

つまずき②:始めたきり内容を把握しないまま放置する

「積立設定をしたから安心」と、その後まったく内容を見なくなってしまうケースもあります。
売買の判断を毎日する必要はありませんが、年に数回は「どんな商品にいくら積み立てているか」を確認する習慣を持つと安心です。

まとめ

  • 投資は生活防衛資金を確保したうえで、余裕資金で行うのが基本
  • NISAは投資の利益が非課税になる制度で、まずは「つみたて投資枠」から始めるのが分かりやすい
  • 証券口座の開設→商品選び→積立額の自動設定、という3ステップで始められる
  • 値下がり時に慌てないこと、内容を定期的に確認することがつまずき防止のポイント

次回は「iDeCoは結局お得なのか?仕組みと注意点」を紹介します。NISAとの使い分けもあわせて解説しますので、楽しみにしていてください。

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