こんにちは、かつコーチです。
前回の記事で、ChatGPT・Gemini・Claude・GitHub Copilotの違いをざっくり比較しました。
今回からは、私が実際のブログ執筆や業務効率化で最もよく使っている「Claude」について、シリーズで深掘りしていきます。
初回のこの記事では、「Claudeって結局何なの?」という基本から、ChatGPT・Geminiとの違いをかみ砕いて解説します。
Claudeとは?
開発元と基本情報
Claudeは、AI企業のAnthropic(アンソロピック)が開発する対話型AIです。
ChatGPTと同じく、チャット画面に文章を打ち込むと、AIが文章で答えてくれるサービスだとイメージしてもらえれば大丈夫です。
無料プランと有料プランがあり、無料でもかなりのことができます。
Webブラウザからアクセスするほか、スマホアプリ、パソコン用のデスクトップアプリも用意されています。
名前の由来
「Claude」という名前は、情報理論の父と呼ばれる数学者クロード・シャノン(Claude Shannon)にちなんで名付けられています。
コンピュータサイエンスの基礎を築いた人物の名前がついている、というだけでも、Anthropicが「論理的で正確な受け答え」を重視していることが伝わってきます。
実際に使ってみても、質問に対して筋道立てて答えてくれる印象が強く、この由来にも納得感があります。
ChatGPT・Geminiとの違い
得意分野の違い
前回の記事でも触れた通り、Claudeの一番の強みは長文読解と業務自動化です。
具体的には、次のような場面で力を発揮します。
- 数十ページの資料やレポートを渡して、内容を整理・要約させる
- 長い議事録から、決定事項とToDoだけを抜き出させる
- ブログ記事のような、まとまった量の文章を書かせる
ChatGPTが「幅広い用途への汎用性」、Geminiが「Googleサービスとの連携」を強みにしているのに対して、Claudeは「1つの長い文章と丁寧に向き合う」ことが得意、と覚えておくとイメージしやすいです。
文章の質の違い
私が3つのツールを併用していて感じるのは、Claudeの生成する文章は比較的落ち着いたトーンで、論理の飛躍が少ないということです。
ChatGPTは勢いのあるアイデア出しが得意な一方、Claudeは「なぜそう言えるのか」の理由づけを丁寧にしてくれる傾向があります。
このブログの記事も、構成の骨組みを考える段階でClaudeに壁打ち相手になってもらうことが多いです。
Claude Codeという業務自動化機能
2026年時点でのClaudeの大きな特徴として、「Claude Code」という機能があります。
これは、AIが自分でファイルを作成したり、コマンドを実行したりしながら、複数ステップの作業を自律的に進めてくれる仕組みです。
「資料を作って」と一言頼むだけで、構成案の作成からファイルの保存まで一気に進めてくれる、というイメージです。
このClaude Codeについては、本シリーズの中級編・応用編で改めて詳しく扱う予定なので、今の時点では「Claudeにはそういう機能もある」と知っておくだけで十分です。
実際に使ってみた印象
初めてClaudeを触ったときの感想
私が最初にClaudeを触ったとき、最初に驚いたのは「長い文章を渡しても手を抜かずに読んでくれる」ことでした。
ChatGPTに長文を渡すと、途中で要約が雑になったり、大事な部分を飛ばされたりすることがまれにあったのですが、Claudeは最後まで丁寧に拾ってくれる印象があります。
実際に試したプロンプト例
たとえば、次のようなプロンプトを試してみたことがあります。
以下は先日のミーティングの議事録です。
決定事項・保留事項・次回までのToDoに分けて整理してください。
担当者が明記されているものは担当者名も添えてください。
(議事録の本文をここに貼り付け)
このプロンプトをClaudeに投げたところ、議事録の中に散らばっていた発言を、きれいに3カテゴリへ分類し直してくれました。
さらに「担当者が不明な項目」については、勝手に補完せず「担当者未記載」と正直に書いてくれた点も好印象でした。
ここは、他のAIだと文脈から推測して担当者を勝手に埋めてしまうことがあり、事実と異なる内容が混ざるリスクがあります。
Claudeは「分からないことは分からないと言う」姿勢が比較的強い、というのも実際に使ってみて感じた特徴です。
つまずきやすいポイント・注意点
無料プランには利用回数の上限がある
Claudeの無料プランには、一定時間内に送れるメッセージ数に上限があります。
私が長文資料を続けて何本もClaudeに読み込ませていたとき、途中で「しばらく時間をおいてから再度お試しください」という表示が出て、作業が中断してしまったことがありました。
業務でまとまった量の文章を継続的に扱う予定があるなら、有料プランへの移行を早めに検討した方がストレスが少ないです。
日本語での回答は自然だが、最新情報には弱い場面もある
Claudeの日本語の文章は非常に自然で、翻訳調にならない点も魅力の一つです。
ただし、AIである以上、学習データに含まれていない「ごく最近の出来事」については正確に答えられないことがあります。
最新のニュースや時事的な情報を確認したい場合は、回答をそのまま信じず、一次情報にあたって裏どりする習慣をつけておくと安心です。
まとめ
この記事のポイント
- Claudeは Anthropic社が開発する対話AIで、長文読解と業務自動化が得意
- ChatGPTは汎用性、Geminiは Google連携が強みなのに対し、Claudeは「1つの長い文章と丁寧に向き合う」のが強み
- Claude Codeという、AIが自律的に作業を進める機能も備えている
- 無料プランには利用回数の上限があるため、継続利用するなら有料プランも検討する
次に読むべき記事
次回は、実際にClaudeのアカウントを登録して、最初の会話を始めるところまでを手順付きで解説します。
→ 次の記事:Claudeの始め方:アカウント登録から最初の会話まで
